「Qoala」導入前の課題
Qoala導入前の弊社の一番の課題は、毎日届く多くのメールから「必要な情報を検索するのに時間が掛かってしまっている」という事でした。
メールの送受信はメールソフトを使い、検索は「キーワード検索」をしていたのですが、メールソフトの検索機能ですと案件情報と人材情報のメールが混在してしまうので、「キーワード検索」ではどうしても「探している内容とは異なった情報が検索により提示されてしまい」検索回数が増えてしまうので非効率な作業が発生するという問題がありました。
また私自身がSESの営業経験が1年ということもあり、案件に必要な「技術者のスキル」や「経験年数」をスキルシートから読み解くのは、大変時間が掛かる作業になっていました。スキルをマッチングさせた後も提案前に上司に確認して貰うなどの工程も発生してしまい、客先提案までに時間が掛かってしまっていましたので、提案するまでの作業時間を短縮する方法を検討していました。
「Qoala」選定理由
客先提案を行うまでの時間を短縮する事(スピーディーな営業活動を行う事)が弊社の目的だったので、過去には他にも営業用のツールを検討してきました。以前に検討した営業ツールには利用時に複雑な登録をしないといけないものも多く、さらに工数を取られてしまうという予感がありました。
Qoalaは「現在弊社に頂いている情報」を「人材情報」と「案件情報」に自動で振り分けてくれるという便利な機能があり、現在の営業方法を変える必要も無いという事は大変魅力的でした。さらに、スキルシート解析という機能もあり、わざわざスキルシートを開く必要がなく一目で技術者の経験年数を把握することができます。情報を早く入手出来るという事は作業工数を減らせるという事にも繋がり、その結果として客先提案までの時間を大幅に短縮出来ると考えました。
他にもQoalaの検索機能は「テキスト検索」と「スキル検索」に分かれている為、必要な情報を検索するという時間も短縮が出来るようになりました。AIによるスキルマッチングも行ってくれる為、上司への確認作業も減らす事が出来るようになり、私たちが目指す「スピーディーな営業活動」が出来るようになりました。
「Qoala」活用の展望
弊社にとってQoalaはSESの営業活動に欠かせないものになっています。新機能も追加されておりますので、より多くの機能を使いこなしながらスピーディーな営業活動をする為に役立てたいと考えております。
また、今後新しい営業を増やしていく際には、Qoalaを利用した新人営業の教育は有効だと思います。IT業界は「言語」や「ツール」が多く、私自身も最初は分からないことが多かったので、Qoalaを使いながら教える事で新しくこの業界に入った人もスキルマッチングの感覚が理解し易いと考えており、営業教育の側面でも活用していけるのでは無いかと考えております。